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2018/09/27 17:39

Razer Panthera レビュー|新型が出ても高い評価のおすすめのアケコン「旧パンテラ」

我が家にも高級アケコンRazer Panthera(パンテラ)がやってきました。個人的に使いづらかったファイティングエッジ刃と交換してくれたフォロワーさんに感謝です。




見た目・デザイン

天板はRazerの特徴的な渦模様をブルーにした中々お洒落なデザインになっており、写真で見るより実物は色に深みがあって綺麗です。気に入りました。

全体的な筐体の大きさはHORIのRAP.Nよりやや小さめですが重さはほぼ同じです。大きな違いはレバーとボタンがRAP.Nではノアール配置でHORI製ですが、パンテラはタイトーのVEWLIXに近い配置で三和製となります。(紫のボタンは個人的に交換したもので標準ではすべて黒のボタンとなります)



天板の構造は下から鉄板、プリントシート、アクリル板が重なっており、鉄板にプリントシールを貼っただけのRAP.Nと比べると厚みが倍くらいあります。この天板の厚さは、後述しますが、静音性に影響しているように思えます。

二重構造で厚めの天板


右側面にはOptionボタンとShareボタン。大きなボタンでとても押しやすいです。


天板上にはPSボタン、タッチパッド、L3、R3が並びます。PS3/PS4の切り替えや一部ボタンをロックするトーナメントボタンもここにあります。なお、連射機能とイヤホンマイク端子は残念ながらありません。

一箇所にまとまっているので使いやすいシステム関連のボタン



レバーとボタンの操作性

パンテラには標準で三和のレバーとボタンが付いています。実際に触ってみると他のアケコンとは異なる感触がします。レバー音があまり響かず、ボタン音も小さく、とくにボタンは押した時のビビリ感がほぼありません。

色々と原因を探ったのですが、厚めの天板が、はめ込み式のボタンをしっかり固定していて、ボタンのビビリが抑えられているのが理由の1つかと思います。また、筐体底面部が基盤等が止められるデコボコな加工がされていて、高音(カチャカチャ音やパチパチ音)をある程度吸収しているようです。

底面部の加工


筐体がこのようなデザインなので静音レバーと静音ボタンに交換すると本当に静かになりますね。家庭の事情でアケコンを使いづらい方には特にオススメかもしれません。


メンテナンス

開閉式でメンテナンス性が高いのも良い点です。手前側の光るRazerボタンを押すとパカっと開きます。跳ね上げにはスプリング式の作りのしっかりしたバーが付いていて、開いた状態でも本体がグラグラすることはありません。こういった細かい部分まで作りが丁寧です。とても好感が持てます。

屈強なバー


中にはナスレバーが入っていて標準のレバーボールと交換できます。

右側の収納にはナスレバー、その隣にはメンテナンス用のドライバーも付属します。


天板裏には配線の色とボタンマッピングの表が貼ってあり、出先でも慌てずボタン交換できそうです。


左側には小物入れもあるので、予備ボタンを1, 2個忍ばしておくことができます。


ケーブルも着脱式なのでアケコン内に入れることができます。

注)ケーブルが専用品なのがPantheraの難点です。市販されておらず、壊すと本体修理となりますが、サポートが海外なので時間がかかります。


ファームウェアの更新

旧パンテラは2017/3月にファームウェアの更新がされています。古いファームウェアの8ms~12ms(平均10ms)に比べて1ms~5ms(平均3ms)に応答時間が改善されています。

ファームウェア公開後に出荷されたパンテラには最初から最新ファームウェアが適用されていますが、出荷時期が不明な新品や中古を入手した場合は、下記のサイトを参考に最新ファームウェアにアップデートしましょう。

http://umejine.weblog.to/archives/1064828913.html


さいごに

充分な重さと適度な大きさ、カッコいいデザイン、操作性が良く静かなレバーとボタンが揃った最高峰のアケコンだと思います。実はこれが届いてからは、ほぼ他のアケコンは使っていません。かなりのお気に入りです。

なお、今年発売が予定されている新型パンテラからは三和ボタンが廃止されるみたいなので、今からでもこの現行モデルを買う価値はあると思いますよ。

2018/09/09 07:00

限定版は計画的に

ゲームでよくある期間限定、数量限定、悩ましいですね。ついつい手を出してしまいます。

この商法、古くはPS版ときめきメモリアルの限定版を思い出します。通常6,800円に対して9,800円の限定版。誰が買うんだ?って思ってましたけど結果はバカ売れしました。

この人よりちょっとイイものが欲しいって心理、何とか抑えられたら限定版なんかに振り回されなくてすむのに!といつも思います。そんなわけで、今回も限定本体買いましたw

PS4PRO スパイダーマンモデル!


鮮やかなレッドですねぇ


デスクもかなり賑やかになりました。


計画的に買っていきたいものです。
2018/09/03 08:47

おすすめなコントローラー変換器|ひとつのアケコンをPS4、Switch、NEOGEO miniで使い回す方法

PS4とSwitch、どちらも人気のゲーム機ですけど、格ゲーマーやシューターの悩みは「手持ちのアケコンを色んなゲーム機で使いたい」というシンプルなものではないでしょうか。

世の中には私も含めて、往年のアーケードゲームをパッドコントローラーだとやる気が起きない人達もいるわけで、かといってメーカー様は自分らのゲーム機でライセンス認証しないと気がすまないらしく、何か聞かれても「ライセンス品をお使いください」と涼しい顔。中々マルチで使える製品は発売されづらい状況です。

それでも何とかしたいのが人情というもの。そんな要望に応える製品も色々出ていますので、数々の失敗経験からオススメの方法を紹介します。

認証のキツさ

まず認証のキツさですが、PS4とXbox Oneが厳しく、PS3とSwitchはゆるいと考えてよいかと思います。

PS4やXbox Oneではコントローラーの接続中に本体からの再認証が定期的に行われるため、これに失敗してしまうと使用中にいきなり接続が切れてしまう、いわゆる「8分認証」と呼ばれる問題が発生します。対戦中に発生すると目も当てられないですね。

PS3やSwitchは比較的認証がゆるいので、

「PS4用のアケコンを買ってPS3やSwitchで使う」

という方法を1番にオススメします。

PS4用のアケコンを買ってPS3やSwitchで使う

[Good]
・アケコンの選択肢が広い
・タッチパネルが付いているアケコンがある
・変換器が安価

[Bad]
・一部のアケコンは動かないことがある

現状PS4対応のアケコンが数多く発売されているので、選択肢が広くなるオススメの方法です。なお、タッチパネルやイヤホンマイクはSwitchでは使えません(アケコン自体は使えます)。

PS4→Switchの変換器は3,000円程度と比較的安価で手に入るのと、難しい設定もなく、つなぐだけでかんたんに使えます。また無線対応の変換器であればDualShock 4をSwitchで使うことも可能なので、プロコン購入を検討している方にもオススメかもしれません。

USB-CをAに変換するハブやコネクターを併用すれば、携帯モードのSwitchでもPS4のアケコンが使えます。

USBハブ使用例


PS3に対応している変換器ならレトロフリークでも使えます。

DS4もRAP.Nも同時に使えています。


この2つの変換器ならPS4/PS3/XboxOne/Xbox360/WiiUなどのコントローラーをSwitch/PS3/NEOGEO miniで使えることを確認済みです。


ただし、手持ちのアケコンの中では、Panthera EvoとVictrix FSは変換器につないでも反応が無くて使えなかったです。

Xbox One用のアケコンを買ってPS4で使う(またはその逆)

[Good]
・Xbox用のアケコン、ハンコンが使える
・Xbox標準コントローラーが使える

[Bad]
・変換器が高い(基本は輸入品)

うちにはForzaプレイ用に買ったXbox One用のハンコンがあり、さすがに複数持ちはかさばるので、変換器を使ってPS4でも使っています。FFB(フォースフィードバック)についてはゲームによって使えたり使えなかったりしますが、同じ変換器でXbox Oneの標準コントローラーをPS4で使えるので中々重宝しています。

変換器には同時に標準コントローラーをつながないと動かないものと、変換器だけで動くものがあり、後者はゲーム機のOSがバージョンアップすると使えなくなることが何度かありました。ちゃんとアップデートパッチが提供されている製品が良いかと思います。

箱コンがPS4でも使える!


定番のbrook品。ファームウェアのアップデートをサポートするサイトもあるので安心感があります。


UFBでマルチアケコンを作る

[Good]
・1台でほぼすべてのゲーム機をまかなえる

[Bad]
・はんだ加工が必要な場合もある
・ベースとしたアケコンは壊す覚悟がいる

Universal Fighting Boardという基板を購入して市販のアケコンの中身を入れ替えてしまう方法です。一度作ってしまえば1台で最近のゲーム機(PS4/PS3/XboxOne/Xbox360/Switch/WiiU/NEOGEO mini/PS Classic/MD mini/PC)すべてで使えますので、利便性はかなり高いです。

ベースとするアケコンのレバーやボタンは使い回せますが、配線は切断してUFBにはんだ付けします。敷居はそれなりに高いですが、このために20年ぶりにはんだごてを握った私でもできたので、難易度自体はそこまで高くないかもしれません。

※個人差があります。

このボードを搭載したアケコンを市販してくれるのが1番なんですが!

RAP.Vをベースに作ったUFBアケコン(左)。右上のボタン群はプラ板で自作してHome、Share、タッチパッド、L3、R3ボタンを増設しています。


海外サイトに行かなくても最近はAmazonで買えるようです。


さいごに

Amazonを覗くと似たような変換器が大量に出品されています。変換器はゲーム機のシステムデータが更新されると使えなくなったりもしますので、brookのようにサポートのしっかりしている製品を選びましょう。

2018/09/01 07:00

アケコンパーツ比較「ボタン編」|話題のGamerFinger・CROWN/Samducksa追加!

先日公開したレバー編に続いて、今度はアケコンのボタンを比較してみます。個人的に使用したことのある物だけになりますが、参考になれば幸いです。



※表記の注釈
硬さ
ボタンを押したときの硬さ、重さです。×, △, ◯, ◎の順に押し心地が硬くなり、より強い力での押し込みが必要になります。

静音
打音の静かさです。×, △, ◯, ◎の順に静音性が高まっていきます。

遊び
ボタンを押してから認識するまでの距離です。極上, 小, 中, 大の順に遊び幅が大きくなり、誤動作しづらくなる反面、押した時の反応が悪くなります。

① HAYABUSA2017



硬さ ◯
静音 ×
遊び 小

2017年以降のRAP.V、RAP.N、ファイティングエッジ刃に搭載されているボタンです。ボタン端が丸みを帯びており、ボタン本体との高低差が小さい独特の形状をしています。

独自の製品仕様のHAYABUSAボタン


程よい硬さでありながら、遊びが少なく、ボタンを押してからの反応の良さはピカイチです。端が下がる形状もこすり連射がやりやすくプラスポイント。

難点は非常にパチパチ音が響くのでうるさいのと、バラ売りではメーカーから入手できないのでメンテナンス性が少し下がる点になるでしょうか。


② 三和ボタン



硬さ △
静音 △
遊び 中

ゲーセン定番のボタンです。アケコン界隈では世界一売れているボタンと言っていいと思いますので、悩んだら三和ボタンでいいでしょう。カラーパターンも豊富でお好みの色をアケコンにセットできると思います。

程よい遊びと柔らかめのレスポンスで操作性には違和感がありません。かなり軽い力で叩けるのでHAYABUSAやセイミツよりは全体的に静音性能が高めになっていますが、後述するゴムパッドを使用すれば、さらに静音性能を高めることができます。


③ 三和静音ボタン

硬さ △
静音 ◎
遊び 小~中

定番の三和ボタン内にゴム製パッドを敷いたものです。単純な構造なのでゴムを買ってくれば自作することも容易です。

中に敷くゴムの厚さを調整すると使用感が変わります。通常は0.5mmなのですが、1mmとするとボタンの沈み込みが抑えられ、静音効果が高くなります。(あまり厚くすると押しづらいので1mmを超える厚みはおすすめできません)


④ 三和エストラマー静音ボタン



硬さ △
静音 ◯
遊び 中

2019年に新発売された静音ボタンです。旧静音ボタンと違い、ボタンそのものが静音素材で作られているので、ゴムパッドが敷かれている旧型に比べて押した時の違和感が減りました。

ゴムパッドがない分、ボタンの沈み込みも通常ボタン並みに深くなるので、静音性が少しだけ下がっています。また、旧型ではゴムパッドを移植すれば様々なカラーのボタンを静音化できたのですが、発売されているカラー以外では使えないのも残念な点です。

あとは静音素材が少しベタベタする手触りなので、ここは好みが分かれるかもしれません。


⑤ セイミツボタン



硬さ ◯
静音 ×
遊び 中

90年代ごろまでのアーケードといえばこのボタンです。ボタンヘッドの口径が少し小さめで押し心地の分かりやすいボタンです。

豊富なカラーもセイミツボタンの特徴


レバー同様ボタンも固めでしっかりとした作りです。三和よりもボタン全体がブレにくく安定しています。ただし音はよく響くので静音性はあまりありません。

HAYABUSA2017ボタンが少しピーキーすぎると感じる方には丁度いいボタンかもしれません。なお、さらに押し心地がさらに硬くなるバネ入りモデルも発売されています。


⑥GamerFinger



硬さ △
静音 ◎
遊び 極小

ゲーミングPCのキーボードなどに採用されているメカニカルスイッチCherry MXの銀軸を搭載したアケコン用のボタンです。「ゲーマーフィンガー」と読みます。

ボタンに触れてからスイッチがオンになるまでのストロークが短く、それでいて静音性能が高いのが特徴です。標準では”銀軸”が搭載されていますが、中のメカニカルスイッチだけを交換することが可能で、押し心地をカスタマイズできます。

高性能なボタンですが1個700円ほどと高いのがネックですね。


⑦CROWN/Samducksa



硬さ ◯
静音 △
遊び 小 

GamerFingerと同じCherry MXの銀軸メカニカルスイッチを採用した押しボタンです。「クラウン/サムドクサ」と読みます。

ボタンの形状は三和ボタンとほぼ同じで、GamerFingerの八角形状に違和感がある方にはオススメです。モデルはネジ式のみとなります。

クリアカラーの美しさは随一!


GamerFingerと同様に遊びの小さなボタンですが、こちらは静音パッドが入っていないので、押し心地は少し硬めで音もそこそこ響きます。個人的にはセイミツボタンに違い感覚に思いました。

高性能ですがこれも1個500円~と高いのがネックです。なお、三和ボタンと同じゴムパッドを入れることで、若干の静穏化が可能です。


⑧Razer Panthera Evo ボタン



硬さ △
静音 △
遊び 小

アケコンRazer Panthera Evoにのみ採用されているボタンです。三和と似た形状ながら、メカニカルボタンの押し心地となります。

個人的にはたまに反応がしないときがあったので、すぐに交換してしまったのですが、普段使いであれば充分な代物です。

入手するにはアケコンごと購入する必要があります。



まとめ

個人的には格ゲーでは静かな三和の静音ボタンやGamerFingerボタンを使うことが多いですが、シューティングやレトロアクションなど入力がシビアなゲームでは、押し心地が分かりやすいセイミツを使っています。

最近は静音パッドを入れたCROWN/Samducksaボタンもお気に入りです。セイミツのような押し心地を残しながら、よりクイックな入力ができ、静音性もそこそこあるので、格ゲーにもシューティングにも向いていると思います。

押しボタンは、外見は似ていますが使いこなすと微妙に違いますので、是非色々と試してみることをオススメします!!