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2018/04/06 08:49

ファイティングエッジ刃のお出迎えレビュー|ノアール配置のハイエンドアケコン



「戦うための刃」と名付けられたアケコン、HORIのファイティングエッジ刃を入手した。同社のRAP.VやRAP.Nに比べると若干高めの価格設定で、売値で2万円を超える高級アケコンだ。

最近の私は格ゲー熱が高く、対戦とトレーニングモードのロード待ちが億劫だという理由だけで、大枚はたいて2台目のPS4を購入してしまうほど。サブのPS4でトレモを起動しながらメインで対戦という環境でプレイしている。今回は先日入手したRAP.Nをサブ機やSwitch用にして、刃をメインアケコンに据えようという算段。プレイしているゲームは主にストリートファイターVとギルティギアXrd Rev.2だ。

筐体のデザイン

正直クールなデザインに「やられた」。アルミの天板がカッコイイ!もうそれに尽きる。冬場は冷たすぎて手が置けないほど、アレ?アレレ?幸いにも裏面には滑り止めパットが付いているので膝置きのひんやり感はないが天板がほんと冷たい。まさにクール!(褒めてない)

天板上にはレバーと8ボタン、PSボタン、Optionボタンのみとシンプルな作り。RAP.Nと同じノアール配置だが、重さと横幅があるので、ゲーセン筐体でプレイしているような安定感がある。特に膝置き時はVやNに比べて重さのバランスが格段に良い。広いので台パンもしやすいwww

操作性はNと変わらないかと思いきや、体側にくる筐体の長さが違うので結構違う。測ってみるとRAP.Nが×ボタンから天板端まで10cm程度なのに対して、刃では14cm近くあった。刃は若干手を伸ばしてレバーを握る感じになるのでそれが操作感にも影響する。ゲーセンの筐体では10cmよりさらに短いことが普通なので、ゲーセン慣れしている人ほどこの違和感を感じると思う。個人的には1ヶ月使っても未だに若干気になるポイントなので、できれば購入前に実機を触れて確かめておいた方がいい。

その他のボタン類は右側面にShare、L3、R3。背面にタッチパネルが備え付けられている。正直なところトレモで頻繁に使うのでRAP.NみたいにShare、L3、R3ボタンは天板に置いて欲しかった。デザイン重視で横にいっちゃったのかな?側面ボタンは手探りで押さないといけないので、この点は残念。恐らく慣れるまではポジションリセットしようとして頻繁にスクリーンショットを取る羽目になる。

また、イヤホンマイクの口は前面にあるが、ボタンの連射機能が付いていない。連射はあっても絶対困らないのだけれど、連射装置を外して応答速度を高めたのかもしれないので(RAP歴代最速の遅延らしい)何とも言えないところ。

ただし、PS3で使えないのは明らかにマイナス。まだまだPS3やPS3でPS1のゲームも遊ぶので刃で遊べないゲームは多い・・・。とても残念。ちなみに変換器経由でSwitchでの使用はバッチリOKだった。

レバーとボタンの操作性

レバーとボタンはRAP.VやNと同じ2017年HAYABUSAタイプ。ボタンのみ特注の銀枠仕様になっている。このボタンの見た目がとてもカッコイイ!残念ながらレバーボールは標準の黒のまま。操作感はどちらも刃用に改良されたような感じはなく、恐らくRAP.VやNと同じパーツだろう。左記の製品からは違和感なく移行できる。まあ、あまり頻繁にパーツの操作感を変えられても困るので、これはこれで良いかと思う。

2017年HAYABUSAレバーはすこぶる使いやすい。個人的な感想としては、三和より反発力がありセイミツに近い重さながら、セイミツよりニュートラルから各方向に傾けた時に認識されるまでの距離(ストロークと呼んでいる)が短いと感じる。ようは、ちょいちょいと操作しただけでもしっかり狙った方向に入力されるので、STGでのちょい避けがしやすく、ザンギのスクリューのような長いコマンドが失敗しづらい。ただし乱暴に操作すると「入れてねーよ」みたいな入力が多くなる。熱くなっても左手はクールに操作したいところ(だから天板が冷たいのか?まさかねw)

よく話題に挙がる斜め方向の入力に関しては、HAYABUSAはセイミツ同様ニュートラルから正確に入るが、三和は少しアバウトで「横→斜め」のように化けやすい。三和の方が低空ダッシュがやりやすいと言われる点やSTGで三和は使いづらいと言われる理由は、この違いじゃないかと思っている。HAYABUSAやセイミツでは「斜め→N→右」のようにしっかり入れないと低空ダッシュは出ない。あと、とても個人的だけど、頻繁に使うエルフェルト の「左→右」または「右→左」コマンドが、三和だと波動コマンドに化けやすく、セイミツだとストロークが深いので抜けやすく、HAYABUSAはしっかり入るので気に入っている。ノリノリのトラヴァコンボ中での入力ミスはどっと疲れるのでね。

※なお、2015年頃までの隼レバー(漢字表記のもの)は斜めが抜けやすく、レバーを離した時に逆方向への誤入力がされやすく、お世辞にもいいものではなかった。2017年HAYABUSAレバー(英字)とは違う物なので中古で買うときなどはこの辺も気にするといいだろう。

ボタンの方は端が下がったデザインで反発力もトップクラスに高い。それでいてストロークは短い。そのためコスリはかつてないほどやりやすく、指を置いただけで誤入力されることもなく、押したらすぐに反応する。

難点は相変わらず三和ボタンに比べて打音がかなり大きいので、夜中に家族の目を盗んでプレイする我が家では静音化が必要なレベル。静音タイプの銀枠ボタンが欲しいところだ。あとはボタン押しっぱのときの反発力が強すぎて指が疲れる。こちらは弾幕系STGで右手薬指でボタン押しっぱすると特に顕著だ。ただし、これはセイミツボタンでも同じなので、左利きで右手の力が弱い自分だけが感じる問題かもしれない。とは言え三和ボタンはゆるぬるなので指は疲れづらい。あと静か。

メンテナンス

伝統的な保証シールを剥がすことで、+ドライバー1本で開けられる。筐体裏の色に合わせて黒ネジが使われている点は、細かいところまで気を配っていると思った。中が広いのでメンテナンスは楽な方だ。



レバー受けはRAP.VやN同様、セイミツレバー用の2点どめのネジ穴もちゃんとある。三和レバーはHAYABUSAレバーと同じ4点どめでもちろん使える。HORIのアケコンは他社製品がちゃんと使えるようにしてくれているのは本当に有難い。ただ、Optionボタンを三和の24mmに交換しようとしたら、スカスカで上手くはまらなかった。ここだけは少しサイズが異なるようで交換は断念。もしかしたらセイミツのネジ式ならいけるかもしれない。

色々な組合せで試した結果、2017年HAYABUSAレバー(標準のもの)に三和のクリアボールを取り付け見た目をアップし、打音がかなり小さくなる三和の静音ボタンという組み合わせで使用中。悪くない。むしろとてもイイ!

さいごに

刃は素晴らしいアケコンだが、もしRAP.VとRAP.N、刃のどのアケコンがいいかと聞かれたらRAP.Nと答えるだろう。それほどRAP.Nの重量、配置、機能、価格のバランスがとても優れている。

刃はいい意味で尖っている製品。
まさに「戦うための刃」

その高級感は部屋に飾っておくだけでも所有欲を満たしてくれるので、対戦に対するモチベーションも上がってくる。どうでも良さそうで結構重要。何しろ格ゲーほどやる気を削がれるゲームは他にないのだから・・・。




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コメント

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Re: ファイティングエッジ刃のお出迎えレビュー

VLXいいですね!欲しいんですがもう売ってないんですよね。結局、私もメインアケコンを刃からNに戻しちゃいました。

No title

私は普段、VLXを使っています。
メインで使ってるsakoさんはこの形がいいかもしれませんが、今までの寸法でみんな慣れてるから、急に手前にデカくされたら返って迷惑ですよね。
私はさほど気になりませんでしたが、ずっと使い続けていたら耐えられなかったかもしれません。