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2019/01/25 22:05

Panthera EVOの使用感



Razerの最新アケコン「Panthera EVO」を入手しましたので、ゲーマー視点でレビューしたいと思います。

※もし、質問があればTwitterで聞いてください

外観
ごつかった旧パンテラと比べると、縦横のサイズこそ変わりませんが、若干薄くなり、丸みを帯びた流線的なデザインになりました。パッと見は圧倒的にカッコイイ!

右側が新型。5mmほど高さが低くなりました


レバーとボタンの間隔は、旧型同様ビューリックスをベースとしたパンテラの独自配置になります(ビューリックスよりレバー・ボタン間が少し広い配置)


手前側の天板スペースが広がりレバーとボタンは奥まった位置に移動されました。これは個人的にはマイナス。ファイティングエッジ刃のレビューでも書きましたが、体から遠目になってしまうレバーとボタンはあまり好みではありません。

手前側のスペースが広くなった新型(右)


重量が3.4kg→2.1kgとかなり軽くなったのも大きな変化です。ここまで違うと最早別物と言っていいですね。RAP.Vが2.2kg、RAP.Nが2.9kgなので相当軽いです。持ち運びも楽だし、女性プレイヤーでも取り扱いやすい重さです。

ゲーマーに分かりやすく解説すると、「モンスターなら3本、レッドブルなら4.5本」ほど重さに差があります。

ただ、旧型では全面に貼り付いていた底面のゴムラバーが、申し訳程度の量に減ってしまったため安定性が大分下がりました。机上では少し動きやすく、膝置き時は軽さのため安定せず違和感を感じました。

コストカット前(左)、コストカット後(右)のラバー


コードはRAPのように格納式になりました。旧パンテラは独自の端子が邪魔でしたので、これは使いやすくなったと思います。蓋は高級感がある作りで、RAPのようにかんたんに取れたりしません。むしろRAPの蓋は改良するべき。

しっかりとした蓋付きのコードボックス


内観
ボタン一つで開けられた旧型と違い、開けるのにドライバーが必要になりました。また、旧型にあった様々な基板を取り付けられる格子状のプレートは廃止されています。このプレートが無くなったため、本体内部の静音性が少し下がったように思えます。

分解すると後述する天板のカスタマイズが可能です。

ネジ穴が深いので舐めないように少し押しながらまわしましょう


レバーボールとシャフトカバーを取って、ここのネジも取る必要があります


天板を取るとこんな感じ、ここまでネジ7本外します


さらに9本のネジを外すとようやくレバーとボタンが出てきます


レバー
標準で三和レバーが付いています。これをホリのように独自の製品に変更しなかったのは評価高いです。今のRAPの1番の不満点はハヤブサレバーが標準搭載されている点につきると思っていますので。

天板からレバーボールトップまでの高さは56mm、旧パンテラや国内のゲーセンと同じなので違和感はありません


なお、同じネジ穴で三和の静音レバーも取り付けられます。

※ホリのHAYABUSAレバーは筐体内部の突起物が干渉するため、そのままでは取り付けできません

さらにセイミツレバーも使えます。専用のネジ穴がありますので、標準で付いているネジより一回り小さいサイズのネジを使って上下を2点留めします。セイミツレバーを付けたときのレバーボールトップの高さも56mmとなります。


ボタン
標準でRazerオリジナルのボタンが付いています。三和でないのが不安な方も多いと思いますが(僕もそのひとりでした)、使ってみた感じ違和感ありません。形も叩いた感じも三和のそれとよく似ていますが打音はそこそこあります。


ゲームを通じて使ってみると、三和より少し反応が速いように感じました。押したらすぐに反応するというか、少し触っただけで反応します。

ただ、ボタンの端っこを押した時はたまに認識されないことが有りましたので、安定性はイマイチに思います。

ヘッドホン
右側面の手前側にヘッドホン端子が付いています。さらに天板右上の2つのボタンで音量を調節可能です。

横から見て左側にあるのがヘッドホン端子


試しにヘッドセットを繋いでゲームしながらボイスチャットをしてみましたが、ノイズもなく会話も支障ありません。便利に使えると思います。

音量ボタンはわざわざ光ったりしますが、別に無くても良かったのでは?

遅延
これについては特に何も発表されていないので、不明です。今のところ体感で遅延を感じることはありません。

メンテナンス
蓋が容易に開かなくなったためメンテナンス性は大きく下がりました。大量のネジを外さないと内部にアクセスできないのでかなり面倒です。唯一、本体の底面にはレバーボールを締めるための穴が開いており、緩んだボールの締め付けはここからできます。ただしドライバーは別に用意する必要があります。付属ドライバーがあった旧型と比べるとイマイチです。

ここから締め付けられます


要注意!!
ボタンはファストン接続なのですが、すべての端子の片方がシリコンで固められています。そのため、そのまま抜くと100%ファストン端子を折ってRazerボタンは使えなくなってしまいます。ボタンの交換はよほど慣れていない限りやらない方が賢明です。

このうち1本がシリコンで固まっています


折れてお亡くなりになったRazerボタン、享年24時間でした


※それでもトライするって方は、カッターを用意してファストン端子の接合部に差し込み、硬化しているシリコンを切りましょう。

カスタマイズ
天板にシートを入れられるようになったので、TE2+のようにオリジナル天板が容易に作れるようになりました。これは人によってはかなり大きな変更点ですね。テンプレートのシートはRazerのサイトからダウンロードできます。

そのうちタイアップ版も発売されそうです。

この紙と同じサイズで作って入れ替えるだけです


操作性
レバー三和のままでストVで試しました。波動、昇竜、2回転と全く問題なしですね。ボタン打音が大きくなった印象。手前側が広くなった天板スペースはやはり少し気になります。

新品の三和レバーはまだまだ固いのでSTGも普通に楽しめますが、より固いレバーがお好みならセイミツレバーに換装するとさらに楽しそうです。

総評
遠征する機会が多い方なら、この軽さと流線型なデザイン、カスタマイズ可能な天板は魅力的です。持ち運びも楽だし、推しキャラやチームロゴをプリントしたアケコンで大会出るとか、とてもいいですし。

ただ、軽さの追及から仕方ないのかもしれませんが、樹脂製素材ばかりで金属パーツがほとんどなくなったので耐久性に少し不安が残ります(乗ったら割れそう。乗らないけど)

また、PS3で使えないのもマイナスです。ギルティとかPS3でやる人もまだまだいますし、むしろ1台で色々なハードで使いたいのでサポートして欲しかったです。PS4→PS3変換器を用意するのは流石に勿体ない!

何より内部へのアクセスが面倒な上、ボタンのシリコン漬けには参りました。旧型と比べるとコンセプトが180度変わったアケコンですね。

幸いにして国内で正式発売されているので、大きめの量販店なら店頭にデモ機が並んでいます。いい値段するので、触ってみてからネットで買うのが良いと思います。個人的には3万出すならRAP.Nとお好みのレバーとボタンを買うのもありかなーと思いました。
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