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Xbox Elite2 レビュー|溢れる高級感、手に馴染むフォルム、豊富なカスタマイズ、最強のパッドコントローラー



2019年11月「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シーズン2」が発売されました。Xbox Elite1は品薄だったこともあり結局買わなかったのですが、今丁度PC版のCODMWをプレイしているので、品薄になる前にと思い発売日に買っちゃいました。


2019/11現在品薄です。Xbox Elite2の実売は16,000~19,000円程度で、これより高いのは転売なので注意してください。


◾️Xbox Eliteコントローラーについて

初代Eliteコントローラーが発売されたのは2016年2月。当時は5~6,000円程度のパッドが普通な中、16,000円の強気価格が話題になりました。

「アケコンならまだしもパッドにこんなに金かける奴いないだろう?」

誰しも最初はこう思ったのですが、主に使用者からの報告で、高品質な各種パーツや柔軟なカスタマイズ性が認められ、Eliteコントローラーのポテンシャルが非常に高いことが知れ渡ると、常に品切れを起こすほどの大ヒット商品となりました。

「高級ゲームパッド」という新ジャンルを切り開いた功労者でもあります。これ以降、味を占めた各社からコアゲーマー向きの高級パッドが続々と出てきており、その流れは今もなお続いています。


◾️Xbox Elite2コントローラーの機能

カスタマイズ可能な各種キー

Elite2コントローラーは、初代同様に左右のサムスティックのレバー部、十字ボタン、背面のパドルボタンが取り外せ、他のパーツに交換できます。

また、Elite2ではサムスティックの硬さも調整できるようになりました。物理的な形状に加えて、硬さも調整できるようになり、カスタマイズの柔軟性は向上しています。これはかなり大きな改良だと思います。

サムスティックと十字ボタンは磁石で付いているだけなので工具不要でかんたんに外せます。


付属のケース内に他のパーツが収納されており、好みのパーツに交換できます。


他のパーツに交換したところ。操作性はかなり変わります。すべてのサムスティックを左右それぞれで試すのがいいでしょう。


個人的には長めのサムスティックをFPSでの”照準”(=通常ですと右スティック)に取り付けると、エイムの精度が向上して快適でした。

※個人差があります

円形の十字キーは斜め入力がスムーズになりますが、若干暴発の方が多かったので、普通の十字キーに戻しました。

※個人差があります

背面パドルボタンは、興奮して操作が荒くなると指が触れて暴発しやすいので、”しゃがみ”と”近接攻撃”の2つだけセットして、使わないパドルは取り外しました。敵前で間違えて武器持ち替えをしてしまうリスクがなくなりました。

※個人差が・・・


キーカスタマイズ

背面パドルボタンを含む各種キーのアサインはXbox OneかWindows 10のアプリで設定が可能です。


Xbox アクセサリー

コントローラーのファームウェア更新にも対応しているので、必ず入れておきましょう。

ただし、このアプリではキーボード操作をエリートコントローラーのパドル等に割り当てることは出来ません。この辺ができればカスタマイズの柔軟性も高まるので、この点は残念です。


トリガーロック

背面の中央部には3段階に切り替えが可能なスイッチが左右それぞれに付いています。


このスイッチを切り替えるとLT、RTボタンを押し込んだときの遊びの量が調整可能です。ONにするとトリガーボタンがよりクイックになりますので、指切りショットがしやすくFPSでは推奨ですが、トリガーボタンをアクセルやブレーキとして使うレースゲームでは微妙なコントロールができなくなるのでOFFにするなど使い分けましょう。


ケーブルとペアリング

中央に見えるのがUSB-C端子、その右上のボタンがBluetooth設定時に使うボタンです。


有線で使う場合は付属のUSBケーブルでXbox OneやWindows 10につなぐと、Direct Inputで自動で認識されてそのまま使えました。USBケーブルは頑丈なナイロン巻がされていて長さも2.7mあり必要十分です。

無線で使う場合は、Bluetoothボタンを3秒ほど長押しします。Xボタンが点滅を始めたらXboxやPC側から探してペアリングすればOKです。

ただし、Bluetooth 接続だと各種キーアサインをするコントローラー設定のアプリが使えなかったり、一度有線で繋いだ後はBluetoothの設定を再度やり直さないといけない点が不便です。マイクロソフト専用の無線ユニットで繋げた場合はこの問題は解決しますので、無線での使用の場合はこちらの購入も視野に入れた方が良いかと思います。


今のところ少しでも有利に戦いたいので有線で使っています。


イヤホンマイク

十字キーの下部に3.5φの端子があり有線イヤホンマイクが使えます。従来通りXbox Oneヘッドセットアダプターを差し込む端子もあります。


ボイチャはぼっちにはいらない機能ですが、FPSでヘッドホンを付けるのには便利な端子です。


グリップ

グリップ部は滑り止め加工がされています。実に良い手触りで他のコントローラーにも導入して欲しくなる使いやすさです。


コントローラーの形状やボタン配置もSwitchやPS4と比べると格段に手に馴染むように作られていて、とても使いやすいです。


ケースと充電

専用ケースにしまった状態。


充電ドッグやサムスティックの予備パーツ、ケーブルなどを収納可能です。ケース自体はハードプラスチック製で高級パッドに相応しい必要以上に頑丈なケースです。

ケース外の端子にケーブルを差し込み充電が可能。こういうの好き。


ちなみに最大充電で40時間使えますので、数日は平気で持ちます。ケースの出番はあまりないかもしれません。


◾️Xbox Elite2コントローラーの他機種利用

優秀ですが最大の難点があります。

PCとXboxOneで使えますが、PS4とSwitchで動きません。(なんてこったい!?)

手持ちのBrookおよびその他の会社のコンバーターを試しましたが、いずれも動きませんでした。アップデートで対応してくれることを期待しています。同じく3rdパーティ製のコントローラードライバーなども動きませんでした。こちらも対応待ちです。

2020/10月
こちらの変換器でエリート2コントローラーの動作を確認しました。いずれも無線対応しています。

PS3/Switch/NEOGEO mini向け


PS4/PS5向け


2011/1月
Brook社からマルチに使える変換器が発売されました。

XONE SEアダプター


Xbox Series X|SコントローラーとXbox Elite 2コントローラーに使用できます。装着するとPS4/PS5およびSwitchでコントローラーが使用できるようになります(有線/無線に対応)。

本体上部に4つのボタンがあり、タッチパッド(PS4/PS5用)、連射設定、プログラム設定、無線設定に対応します。

前面にはイヤホンマイク端子、有線接続用のUSB-B端子、対象ハード切り替えスイッチを備えます。

ハード切り替えスイッチは、PS4(PS5)/Xbox(PC)/Switchに対応します。それぞれのゲーム機と無線の設定を行った後に、スイッチを切り替えてコントローラーのXボタンを長押しして電源を入れると、無線の再設定を行ったり、変換器を抜き差しする必要もなく、各ゲーム機に自動で再接続してくれます。ゲーム機の電源をコントローラーから入れることもできます。これは便利!

また、イヤホンマイクもマルチ機種で使えます。音質はイマイチですがボイスチャット用としては充分です。

表面、ゴツイですが持ち手には干渉しません。


裏面、上部のUSB-C端子からアダプターまでケーブルを取り付けます。これも持ち手には触れない位置です。


PS4/PS5/Switch/Xbox向け



◾️さいごに

これまで紹介してきた通り、Xbox Elite2は使いやすく、所有欲を満たしてくれるには十分な価格のコントローラーです。

だからこそ、

PS4やSwitchでも使いたい!!

今ゲームの方は「クロスプレイ解禁」の流れですが、次世代機では「周辺機器」も多機種で使えるのが当たり前になると嬉しいですね。
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Author : ディーズ

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