FC2ブログ
2019/12/09 09:57

Razer RAION レビュー|格ゲー用の6ボタンパッド



Razer RAION。

ようやく発売された格ゲーに最適な6ボタンパッドコントローラー(有線のみ)です。

普段パッドは使用しないのですが、昔ホリコマンダーでスーファミのストリートファイター IIをプレイしていた頃を思い出し購入してみました。

高そうな外箱。実際高い(税込11,000円)


開発者の方のコメント付き


箱の中には有線式のコントローラーだけが入っています。先日購入したXbox Elite2と比べると少し寂しい感じがします。

◾️外観

前面には

・メカタクタイル8方向キー
・2×3で配置した6つの特大フェスボタン
・タッチパッド等

がレイアウトされています。

ケーブル長は3mと長め。


中央にはDualShock4 と同じ大きさのタッチパッド、その周辺にShare、Option、PSボタンなどが配置されています。

中央部のボタン配置はわかりやすい!


背面にはPS4とPCを切り替えるスイッチがあります。グリップは滑り止め加工がされていて、中々持ちやすくなっています。

グリップ加工はかなり持ちやすい!


コントローラー下面には十字キーの対象を、標準コントローラーの左右スティックおよび十字キーに切り替えるスイッチ、3.5mmのイヤホンマイク端子、LRボタンの割り当てを変更するスイッチが付いています。

表面下部にあるボタンでイヤホンマイクのミュートもできます(両方同時に押すとトーナメントモードとなり、アケコンのように各種機能系のボタンがロックされます)。

デッドオアアライブでのファイターをじっくり鑑賞する操作も問題ありません。


上面にはL1、L2、R1、R2ボタンが付いています。これらは下面のスイッチで割り当てを変更してL3、R3の機能を持たすこともできます。また、L2、R2については標準コントローラーとは異なり、軽く押せば反応するデジタルなボタンになっています。

ストロークの浅いLRボタン


◾️操作音

パッドは”音が小さい”というのも期待されるのポイントかと思います。

動画にしてみましてので、音が気になる方は確認してみてください。



DualShock4よりはうるさく、アケコンよりは静かといった感じです。

◾️操作性

さて、本題です。

RAIONの操作性ですが、まずメカタクタイル8方向キーを見てみましょう。

この変哲もない十字キーのことです。


Razerの説明文によると、

Razerメカタクタイル 8方向キーはクッション性に優れ高感度を誇るだけでなく、心地の良いタクタイル感あるフィードバックでコンボ入力の成功率を向上を実現



ちょっと分かりづらいですね。まず”タクタイル”てのが何なのかということですが、

ある点まで押し込むと急激に荷重が抜けるのがタクタイル。Cherry MX Brownが代表例なので茶軸と呼ばれることも多い。アクチュエーションポイント前で荷重が最大化するので高速入力には不向きだが、打鍵感がよいので実務向けのキーボードでの採用例が多い(出典:PC Watch)



この説明の通り、RAIONの8方向キーは操作するとカチカチと鳴り響き、”操作した感”がかなりあります。

ただ赤字の通り高速入力にあまり向いていません。

ストリートファイター Vという格闘ゲームで、ザンギエフのフェイバリットコンボ(垂直J上入れ大P>前入れ大P>屈中P>2回転P)を施行した結果です。

屈中P後はキャンセル必須で、8フレーム(8/60秒)以内に2回転を入れなければならない難しいコンボです。

DualShock4 12 / 30
Razer RAION 6 / 30
Razer Panthera 25 / 30 (アケコン)

非常に低い成功率になってしまいました。

メカタクタイル8方向キーは親指の腹を中央部に当てて”クリクリ”と回しただけではコマンドが抜けやすく、指全体をもう少し大回りに回す必要があります。

ただその操作方法だとスピードが間に合わないので、安定させるにはそれなりな練習が必要に思いました。

次にボタンです。

往年のサターンパッドのような6ボタン。


PC用キーボードに採用されているメカニカルボタンが搭載されているため、こちらもクリック感のあるボタンになっています。

ストロークが浅くボタンを触っただけで誤作動といったこともなく快適です。

ギルティギア という格闘ゲームでリハーサル必殺技の成功率を調べました。

起き上がり2フレーム(2/60秒)以内に昇竜拳コマンドを出すという難易度の高い操作です。ボタンを押すタイミングが少しでもずれてしまうと技が出ません。

DualShock4 24 / 30
Razer RAION 14 / 30
Razer Panthera 16 / 30 (アケコン)

こちらは意外にも普段使っていない標準コントローラーDualShock4 のスコアが1番になりました。

RAIONはアケコンと同じくらい精度は出ていますので、慣れれば問題ないかと思います。

ただ、6ボタンの位置がかなり下にあるので、右手をアケコンのように上から被せる持ち方をすると、下の方のボタンが少し押しづらいです。

◾️その他気になる点

その他気になる点は、L1、L2、R1、R2ボタンの誤作動です。

ここのボタンはタクタイル感がないので、少し触っただけですぐに反応してしまいます。しかもこれらのキーはロックできません。

8方向キーや6ボタンを操作しているとどうしても触ってしまうので、この点は非常に気になりました。

◾️総評

2回転コンボが思った通りに出せないので、格ゲーに使うには厳しいと思いました。LRボタンの誤作動も気になります。

タクタイルの操作感は悪くないので、次に試したのが2Dシューティング。

これはかなり”イイ”です。

メカタクタイル8方向キーの斜め操作は良くも悪くもハッキリと入力できるので、ちょい避けに最適です。

メカニカルスイッチ採用のフェイスボタンはボタンの戻りがいいのと大きめなので手連射がしやすいです。

うちでは意外なところで才能を開花させたRAION。

◾️購入方法

Razerは販路が広いのでリアル店舗(大型家電店)、ネットのどこでも売っています。

発売直後の品切れもすでに解消したようです。

価格は大差ないので、ポイントなどが貯まりやすいサイトでの購入がオススメです。


関連記事

コメント

非公開コメント