2020
Aug
21
6
QANBA Obsidian をノアール配置に改造しよう

すっかりQANBA Obsidianのファンになった私ですが、最近はノアール配置のアケコンの方が使いやすいとも感じています。
というのも、よくプレイする格闘ゲーム「ストリートファイター V」では、小パンチ+小キック、中パンチ+中キック、大パンチ+大キックといった縦並びのボタンを同時押しする操作があり、これを結構な頻度で使います。
Obsidianは標準だとビュウリックス配置なのでレバーとボタンの間隔が狭くなっています。そのため、小パンチ+小キックの操作をするには、「右手を左手寄りに持ってきた状態で人差し指だけをクイッと右に向けて、指の先と腹で2つのボタンを同時に押す」という、なかなか難関な操作が強いられます。
この点、ノアール配置だとレバーとボタンの間隔が広いため、右手の位置、角度にあまり無理がなくて押しやすく、長時間プレイしたときの疲れが全然違います(あくまで個人的な感想です)。
上がビュウリックス配置、下がノアール配置で操作した場合の手の位置。体はアケコンの中心にあるのをイメージしてください

ノアール配置の方が楽そうでしょう?
そんなわけで、今日はこのアケコンQANBA Obsidianをノアール配置に改造してみたいと思います。
用意するもの
・QANBA Obsidian
・ノアール天板
・プラスドライバー/マイナスドライバー
・ラジオペンチ
改造といっても難しくはありません。QANBA Obsidianは、メーカーがノアール天板を発売していますので(ヒットボックス天板もあります)、これを購入して取り付けるだけです。
メーカー純正なので作りもしっかりしてますし、安心感もあります。
まずはノアール天板を入手しましょう。国内と海外で、それぞれ下記のサイトで購入できます。
AttasaShop(国内正規代理店)
6,900円(税込)
クリア天板のみの販売となります。よく品切れしているのがたまに傷。
ArcadeShock(海外個人輸入)
$49.95~
オリジナル天板も作成可能。輸入送料が$40-50かかるのがネック
今回はArcadeShockで標準のデザイン風のノアール天板を注文しました。この2つをセットで交換します

天板の交換
交換前のObsidian

プラスドライバーで裏ブタから開けていきます

ボタンもすべて外すので、配線の写真を撮っておくと便利です

レバーは裏からマイナスドライバーで固定してレバーボールを外します。その後プラスドライバーで本体から外してください。
ボタンはつながっているケーブルのコネクター(ファストン端子)をラジオペンチで挟んで引き抜きます。その後ボタンの突起物を指で押し込みながら、内側から外側にボタンを押し出すと外れます。
※この辺りの詳しい説明は過去記事を参照してみてください。
レバーとボタンを取り外して、表側から6ヶ所ネジを外すと表面のアクリル板を取り外せます

さらに6ヶ所ネジを外すと鉄板が取り外せます

購入したノアール天板を用意します

鉄板を置いてネジで固定します

アクリル板の青い保護シートは剥がせますのでご注意を

ArcadeShockで天板イラスト付きを頼んだ場合、ネジ穴がないので、キリ等で穴を開けておきます

天板を置いてネジで固定します

背景色に併せてネジ穴の上に黒いシールを貼るとネジ穴が目立ちません

貼り付けるとこんな感じになります

レバーとボタンを取り付け配線します

裏ブタを付けないで、この状態でPS4等につないで動作確認をしましょう。問題なければ裏ブタを閉じます。
お疲れ様でした。
使用感
ノアール配置に変えたことで、長時間の利用でも疲れにくくなりました。格闘ゲームはもちろん2DSTGでもボタンに指を添えるときに無駄な力が加わらなくなり快適です。
メインアケコンとして大活躍しそうです!

QANBA Obsidianの購入方法
QANBA ObsidianはAttasaShopが国内の正規代理店となります。アタッサから購入した場合に限り90日間の保証がつきます。
よほどの理由がない限り、直営店か楽天での購入がオススメです。
店頭で買う場合は箱の裏にアタッサの表記があるか確認しましょう(なければ直輸入品の可能性が高いです)

AttasaShop直営店の商品ページ
↓楽天のアタッサショップならポイントも付きます
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