2021
Apr
05
0
Buttercade JLFメタルピボット|レバー入力が滑らかになる三和レバー用のカスタムパーツ

海外のButtercadeというメーカーから発売された三和レバー用の交換パーツ「JLFメタルピボット」を入手しました。
ピボットとは、アケコンのレバーシャフトとレバー本体の間に挟む半球体のパーツで、レバーをぐりぐりと回したとき、このピボットがレバー本体の受け部に接することでレバーを滑らかに可動させる働きをするパーツです。
金属製のメタルピボットを導入することで、この動作をより滑らかにすることができるとのこと。早速試してみましょう。
メタルピボットの取り付け
ピボットを交換するにはレバーシャフトを分解する必要があります。三和のJLFレバーの場合、シャフト底面部にある”Eリング”をマイナスドライバー等で押し出して外します。

ボロボロとパーツが分解されるので無くさないように保管しておいてください。
取り外したレバーシャフトとピボット。標準では左側の白いシリコン素材のピボットが付いています。これを右側のメタルピボットに交換します。

ベトベトする白いピボットを取り除き、メタルピボットを装着しました。

元々のピボットに付いていたベトベトするクリームは”グリース”と呼ばれる潤滑剤です。これを塗らないと滑らかなレバーの動きにはなりませんので、新しいグリースを必ず塗るようにしましょう。
たっぷり塗って大丈夫です。

グリースはこの辺の製品を使用します。(信越製品は高いですがメーカーも使用している”本物”です)
レバーを元に戻して完成。Eリングを戻すときは途中まで手ではめて、最後はラジオペンチでカチッと止めましょう。

見た目は変わりません。

使用感
格闘ゲームなどで試してみると、劇的な差異はありませんが、レバーが少しだけ滑らかに回るようになります。
細かく言えば、入力スピードの速さはそのままに、レバーを離した時のビビりが減少するので、ダッシュ入力が少し安定して、斜め入力も正確になる感じを受けました。
言われなければ気づかれないレベルの変更です。かと言って、誤入力が増えるとかそういうデメリットはほぼありませんので、かなりオススメです。
なお、シリコンに比べて金属製品の方が摩擦が強いので、グリースを再塗布するメンテナンス頻度は増やす必要があるでしょう。
購入方法
叢雲商店
せんごくネット通販
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