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ケイブ復活の兆し


ケイブの業績が好調だ。兎にも角にもこの会社が元気にならないと、STG業界そのものが盛り上がらない気がするので、ファンとしてはうれしい限り。

2016年4月13日
・第3四半期(15/6-16/2)の業績発表
・利益7,200万円の黒字転換

昨年は不振な上に役員の横領などもあり、4億円以上の赤字を計上したケイブ。今期は第2四半期で黒字に転じた好調を維持し利益幅を拡大。窮地を救った救世主は「ゴシックは魔法乙女(ごまおつ)」のようだ。

2016年4月26日
・Mobirix社との業務提携
・2016年夏より「怒首領蜂一面番長」の海外展開を発表

Mobirixは海外でネイティブアプリの展開をしている韓国企業。こちらには広告配信型の「怒首領蜂一面番長」を持っていくようだ。サービス開始は夏ごろとのこと。海外ではAndroidのシェアも高いから、もしかしたらその辺でAndroid版もリリースされるかもしれない。

2016年4月29日
・2016年秋に「怒首領蜂大復活」のSteam(PC)版発売を発表

4gamerのこちらの記事によると、ケイブの清水氏はSteam版の移植をほぼ1人で開発しているようだ。今回でSteam移植も3作目となるので十分収益が出ているのだろう。今まさに大復活を攻略している身としてはこの移植ニュースは嬉しい。1ccへの挑戦も気合が入る。

対してアーケードは「赤い刀真」をNesicaに投入した以降の動きがないので絶望的な気がする。

なお、清水氏曰く、主力の池田氏(IKD)は「ごまおつ」、矢川氏(YGW)は「一面番長」を担当しているとのこと。

2016年4月29日
・2016年冬に「弾銃フィーバロン」のPS4発売を発表(開発・販売はM2)

ケイブは東亜プランの倒産から生まれた会社だけあって実に慎重な会社だ。過去に「ケツイ」と「怒首領蜂大往生」を5pbにライセンス提供した後にコンシューマに直接参入したように、コンシューマの復活はこのM2の「弾銃フィーバロン」の売れ行きを見届けてからの判断になる気がする。PS4ユーザーにケイブシューがどう受け止められるか?注目したいタイトルだ。

今後だが、清水氏は「怒首領蜂大復活」のリリース、その後のSteam展開も続きそうで当分忙しそうだ。矢川氏もまだまだこれからのタイトル「一面番長」のバージョンアップや海外展開で忙しそう。しかし、リリースから1年で収益も安定してきた「ごまおつ」からは、池田氏の手を空けようと思えばできそうだ。

池田氏に期待するのはズバリ新作!普通に考えたらやはりスマホアプリになるが「ごまおつ」のコンシューマ移植みたいなサプライズも期待したい。やっぱりレバーとボタンでプレイできる新作STGは、ファンとしては欲しいところだ。


ちなみにこの業績発表を見て、遅ればせながら「ごまおつ」をインストールしてみた。確かに面白い!この作品については別の機会にレビューしたいと思う。
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Author : ディーズ

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